インストゥルメンタルも楽しいよ
Let's Swing


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お気に入り一枚 ジャンル 英幸パパの知ったかぶり
GRP All Star
All Blues
**grp
Big Band GRPはデーブ・グルーシンのレーベルですが、これは、超豪華メンバーによるオールスターセッションのブルースバージョン。久しぶりに引っぱり出して聞いています。1994年の録音。
神様・B.B.キングも登場。相変わらずの、優しいブルーギターと歌で泣かせてくれます。
ランディ・ブレッカー、チャック・フィンドレー、ラムゼイ・ルイス、ボブ・ミンツァーチック・コリア、マイケル・ブレッカーなど、おなじみのメンバー。特に、2曲目のStormy Monday Bluesが私のお気に入り。
アート・ペッパー
MEETS THE RHYTHM SECTION
**contemporary
AS
カルテット
アルトサックスの名手アート・ペッパーが1957年、当時オールアメリカンリズムセクションと評されたイーストコースト派のレッド・ガーランドP ポール・チェンバースB フィリー・ジョー・ジョーンズDSと限りなくスウィングする名盤。学生の頃、まだJAZZがわからない私が、初めて胸に鼓動を覚えた一枚。you'd be so nice to come home to を聞くと、学生時代の下宿が脳裏によみがえってくる。アート・ペッパーのアイデアいっぱいのアドリブが嬉しい。次々とわき出るアドリブは、思わずグラスを落としそうになるくらいしゃれてる。
ジョン・コルトレーン
Ballds
**impuls
Ts Quartet ジョン・コルトレーンがなくなって早30年。マイルスと出会う前のコルトレーンは決してうまいとは言えないテナーだったけど、50年代半ばから10年間、彼の勢いを誰も止めることは出来なかった。この、Baladsは1961年の録音。マッコイ・タイナーの叙情的なピアノに支えられ、Too young To Go Steady やWhat's Newといったバラードを、見事なまでに優しく表現してくれる。学生時代、この一枚を武器に彼女を射止めた、なんて人もいるんじゃないかな。(英幸パパは違います。誓って)impuls時代の最高傑作と呼んでもいいかもしれない。
キャノンボール・アダレイ
Samethin' Else
blue note
As Quartet ご存じ、実質マイルス・デイビスのリーダーアルバムとも言われる傑作。私が最初にジャズにのめり込んでいった記念の?レコード。30年の時を経て、ジャケットはセピア色。A面1曲目、Autumn Leaves で幕を開け、Love For Saleと続く。ハンク・ジョーンズP、サム・ジョーンズB、アート・ブレイキーDS。ルディー・ヴァン・ゲルダーの録音技術も完璧。1958年3月9日。世界を驚かせた完璧なアドリブ演奏でした。
デューク・エリントン
The Popular
**rca
Big band エリントンが亡くなって23年。英幸パパは最後の来日公演を、広島で聴きました。Take the A train,Perdido,Mood Indigo,Solitude,Sophisticated Ladyなど、おなじみのナンバーを、気持ちよさそうに、「目で指揮をする」そのすごさに背筋が寒くなるような感動を覚えたことを今でも思い出します。その、おなじみのナンバーを網羅したのがこのアルバム。1966年と、新しい録音なのですが(なにせエリントンおじさんは1930年代から頑張っているのですから)、完成度は相変わらす。広島公演では、酔っぱらって演奏途中でいきなり引っ込んでしまったポール・ゴンザルベスも豪快なテナーを披露してくれます。エリントンのピアノもご機嫌です。
ジョン・コルトレーン
Impressions
**impulse
Ts Quartet コルトレーンのインパルス時代の傑作の一つ。ASの名手・エリック・ドルフィーが加わった名盤。1曲目の「INDIA」でその実力が遺憾なく発揮されている。ドルフィーの鮮やかな音色は他に類を見ないもので、コルトレーンの限りなく広がる宇宙の世界をリードしてくれる。マッコイ・タイナーやエルビン・ジョーンスといったサイドメンも充実、オンザロックのウィスキーがお似合いです。
インパルス時代のコルトレーンは男のセクシーさの塊のようです。
エリントン&コルトレーン

**impuls
表題通り、両巨匠のコンボによるアルバム。1962年の録音。大人のジャズ。IN A SENTIMENTAL MOODで幕を開けるこのアルバムは、親子ほど歳の違う二人が、お互いに認め会い、励まし合っているかのよう。コルトレーンはジャズの神様・エリントンの前でも臆することもなく自分を全面に出し、エリントンもそれに答えるかのようにさりげないサポートをしてくれる。バラードからアップテンポまで、上品なムードが漂います。恋人との語らいに、是非この一枚を選んでみてください。IN A SENTIMENTAL MOODを流しながらプロポーズ、、、、いけますよ。
スタン・ゲッツ
The Sound
**roulette
TsQuartet クールサウンドの王者スタン・ゲッツの最高傑作と呼んでもいいと、僕は思っているアルバム。全21曲。ルースト原盤のクールな
テナーがぎっしり。Yesterdays,Gone with the wind,そしてなんと言っても一番のお気に入り Dear Old Stockholm.21曲があっという間にすぎてしまう、それはお得なアルバムです。
ウィントン・ケリー
Autumn Leaves
*vee jey
Piano Trio 枯葉といえばまず思い浮かぶのが、このウィントン・ケリーの名盤。ポール・チェンバースb、サム・ジョーンズb、ジミー・コブds。
サイドメンも一流。ケリーの力強い左手が、低音部をくすぐる。その昔、学生の頃、六本木の喫茶店でいつもこのアルバムを聴いていた。というとかっこいいけど、いつも男友達と一緒。すり切れるほど聞いたアルバムだけど、今聞いてもすごく新鮮。
オスカー・
ピーターソン
A Tribute to
Piano 現在でも活躍する大御所ピアニストの最高峰、かな。しばらくの間、腱鞘炎というピアニストには致命的な病気にかかり、活動を中断していたピーターソンの復帰記念とも言うべきアルバム。拍手、拍手といいたいけど、やっぱり影響が残っている。全盛期のような、どうしようもないくらいのスーパーテクニックを望むのはかわいそう。所々で、ミスタッチがあるし、アドリブもイマイチ。でも、でも、そんなこと関係ないよ。やっぱりピーターソンおじさんはすごいんです。この日のコンサートでは、わが愛しのトニー・ベネットもアカを歌ったそうだけど、残念ながらアルバムではカット。プロデューサーの感覚を疑う。それはさておき、下のアドレスをクリックしてみてください。このアルバム全局のサワリがリアルオーディオで聞くことができます。
http://jp.jazzcentralstation.com/jcsjp/station/reccomca/telarc/opeterso/index.html