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高校生の時(30年近く前)、マイルス・デイビスの枯葉(これってキャノンボール・アダレイのリーダーアルバム)を聞いてジャズ人めり込んで行ってしまった私。以来、大学もジャズ研、レコード、CD1500枚。まさにJazzキチ、という暮らしが続いています。私のライブラリーから、お酒でも飲みながら聞きたい一枚、を少しずつ紹介します。お付き合いください。

なお、ここで紹介したレコード、CDについては小倉駅前、郵便局の前の細い道を行ったところに「ダウン・ビート」というレコードやさんで相談に乗ってくれます。歌手名、アルバムタイトル、**以下のレーベル名をメモして聞いてみてください。ただし、日本版が絶版になっていたら、再発売されるまで待たなければなりませんが。

 ジャズの名曲数々あれど、歌詞の内容まではちょっとね、、、という方が多いはず。そんなあなたにお助けページ登場。
。日本語訳で、愛の歌を解説。ジャズの歴史もわかっておもしろいですよ。ぜひ一度のぞいてみてくださいね。愛の告白に使えるかもね。


最近、テレビのCMでポール・ニューマンが出てくるものがあります。
バックに流れているのが、Unforgettable というスタンダードナンバー。
歌っているのが、??なんと、ナット・クング・コールとナタリー親子ではないですか。
活躍した(ナタリーは現役バリバリですが)年代が違うのになぜ?とお思いでしょう。

これは、ボーカル部分だけを機械的に取り出し、ドッキングさせたハイテクヴォーカル盤。
1991年の「録音」ですが、最近、日本でも再発されたようです。


ヴォーカル編

お気に入りの一枚 英幸パパの知ったかぶり
ビリー・ホリデイ
Lady Day
**CBS
なんといっても最高傑作。ジャズボーカルを聴こうという人は、まず聴いてみて下さい。1935−41年。絶頂期の名唱がずらり。
Miss Brown To You,SummerTimeをはじめとして、表現力、歌唱力、とれをとっても完璧です。生涯離れぬ縁のレスター・ヤングやテディ・ウィルソンなど、名手がサポートします。
ビリー・ホリデイ
Billie Holiday
**Commodore
ビリーの傑作アルバムの一つ。コモドア原盤。お得意のブルースをしっとりと聴かせてくれる。1939-1944の録音。
[Yesterdays][lover comeback to me][strange fruite]などおなじみのナンバーがスラリ、12曲
ビリー・ホリデイ
Lady In Satin
**CBS
ビリーがなくなる前の年、58年の録音。これを聴いて涙を流したファンが多いのでは。というのも、全盛期のビリーに比べあまりに声の衰えが激しいのです。彼女のすさまじい人生遍歴を思い、恵まれぬ男性遍歴を思い、やはり泣いてしまいます。でも、さすがなのは、歌のうまさ。かすれた声の中にも、肝心の部分はきまってます。でも、ストリングスのアレンジがちょっとわざとらしい、かな。でも好きなアルバムです
ビリー・ホリデイ
At Storyville
**Storyville
53年録音。クラブでのライブのエアチェック盤。彼女のクラブライブ盤はあまり出てません。珍しい1枚。こんなもの悲しいビリーを目の前で見たら、たまらないだろうな。写真を見ても、やはり、悲しいです。
ジョニー・マティス
Swing Softly
**cbs
ジョニー・マティスをご存じの方は、結構古ーい人か、かなりの通ではないでしょうか。しかも、Jazzの世界では全く話題にならない人なので、レコードやさんで探すのも一苦労。このアルバムは、タイトルの通り、スゥイング感タップリの名盤。ソフトバラードしか歌えないと思われているけど、結構うまいんです、これが。Like Someone In LoveやSweet Lorraine、そしておなじみのYou'd Be So Nice To Come Home Toなどわくわくするナンバーが一杯。気分も晴れ晴れ、そんなアルバムです。 バックはパーシー・フェイス。決して甘いだけのムードミュージックではありません。ところで、このアルバムは、CBS不滅のボーカル名盤シリーズとして、20年近く前に発売されたもので、トニー・ベネット、ドリス・デイ。ヴィック・ダモン、バディ・グレコ、ジャッキー&ロイ、などそうそうたるメンバーがそろっておりました。
カーメン・マクレエ
Grate American SongBook
**atlantic
カーメンが円熟期に入った1971年のアルバム。ロスのクラブ「ダンテ」でのライブ。イントロで、ベースのチャック・ドマニコに「あなた、このごろギャラが高くなって私には払えないわ」なんてジョークを飛ばしながら、いきなりの「サテン・ドール」。レオン・ラッセルの「A SONG FOR YOU」もいい。お若い方には、リバイバルブームのカーペンターズ「遙かなる影(THEY LONG TO BE CLOSE TO YOU)」もお薦め。2枚組のに魅力がぎっしりです。わが家には、すり切れ対策、永久保存用に3セットあります。
ジュリー・ロンドン
About The Blues
**liberty
超美人系歌手、ジュリー・ロンドンが Blues と名前が付いた歌ばかりを集めたアルバム。彼女はジャズ歌手ではないけど、美人が故?にジャズメンからも愛され、いろんなジャズィーな作品を残している。この作品は、出来はイマイチだけど、ジャケットを眺めながら、ニタニタして聞いているわけでして。一曲目の Basin Street Blues はボチボチ。
リタ・ライス
Jazz Picture
**philips
こんなかわいい声を出す女性ヴォーカルっているのかしらん?。今から20数年前、学生だった頃、ジャズ研で先輩から教えてもらった珠玉の一枚。オランダのオバサンなのですが、旦那のピアノにケニー・クラークの太鼓(ドラムといわないところが通なんですって、気取るところがまだ若い)。小粋な作品です。Cherokee,Speak low,What's New,そして、I remember clofford とさりげなく。わたし、このレコードで歌をずいぶん覚えました。カラオケでもやりたい気分。もちろん、リタおばさんには、ウィスキーをロックで、出来ればバランタインがいい。
峰 順子
Junko Sings Ballads
At Good Day Club
**king all art
彼女が注目され始めたのが今からちょうど20年前。今は亡きサド・メル楽団に見いだされ、「Child Is Born」をリリースしてからだった。しっとりと、何とも言えない暖かさで優しく包み込んでくれるようです。私が彼女を初めて知ったのは、それをさかのぼること4年前。まだ無名だった彼女が六本木のクラブ「バランタイン」に出ていた頃。一杯の水割りで2時間は粘って彼女の歌に聴き惚れていました。バックが、山本剛さんのピアノ。これは最高のセッションでした。 このCDは1988年、青山のクラブ「Good Day」での録音。全編バラードです。Again, AsTimeGoes Byなどおなじみのチューンの後、ラストで聴かせるのが「La La Lu」。ティズニーのワンワン物語の挿入歌。メンバーを紹介しながら、さりげなく聴かせる。この歌を聴きたいため、上京しようかと思ったくらい。是非、聴いてみてください。
池田 みどり
Love Ballds
**victor
この方は北九州は小倉南区に在住の女性ボーカリスト。普段は女子大で音楽を教えていらしたり、活躍されています。多分初めてのCDで、いきなりメジャーレーベルからのリリース。年に何回かのライブでしかお目にかかれないのでご存じの方は少ないと思いますが、これがなかなかのもの。さらっと小粋に仕上がった作品です。バックは、田村勝哉さんのピアノ、井島正雄さん(地元ナンバーワン)のベース。昨年発売されたアルバム。小倉駅近く、郵便局通りにあるレコード店「ダウンビート」においてあります。
美空 ひばり
Hibari sings Jazz Songs
**colombia
なんで美空ひばりが・・・とおっしゃらずに、まあ聴いてください。歌のうまさでは定評のあるひばりさんが、シャープス&フラッツをバックに、Stardust,Lover come back to me,Paper Moonといったスタンダードナンバーを「こぶし」を若干きかせて歌ってる。Nat King Coleに捧げたこのアルバムは「ゲテもの」ではなく、本当に楽しめる一枚です。友人がわが家に来たとき、さりげなくこのCDをかける。「これ、だれ?」。酒の話題も弾みます。彼女はやはり天才なのです。
フランク・シナトラ
Swing Easy
**capitol
1953年から54年にかけての録音。1940年代に爆発的な人気を得たシナトラが、声帯障害というスランプを脱して、再び人気を盛り返し始めた頃の傑作。元々は2枚の25センチ版で発売された(もう一枚がSongs for YOung Lovers)のですが、これを一枚にまとめたのがこれ。長年のパートナー、ネルソン・リドルの小粋なバンドを従え、軽く、明るく、おしゃれにスウィングしてます。All Of Me,My Funny Vallentine,Just One Of Those Thingsがお薦め。シナトラはセクシーです。
エラ・
フィッツジェラルド
Jazz At The Santa Monica Civic '72
**pablo
かつてJATPで世界をわかせたノーマン・グランツが、1972年、自身のレーベルPABLOの創設第1弾として送り出した3枚組。実は、カウント・ベイシーおじさんのアルバムなのだけど、あえて、エラおばさんのアルバムとして紹介します。それほど、この夜のエラおばさんはノリに乗ってます。JATPを思い起こさせるような豪華ジャムセッション。グランツ自身が司会を務めたことでもわかるように、熱気あふれるステージ。エラおばさんは、Shiny Stockings,You've Got A Friendや、Cole Porter メドレー、そして、フィナーレのC Jam Blues  と観客のスタンディンオベーションが見えるようなすごい出来です。箱入りのレコードは、かどがすり切れてきた。大事にしなくっちゃ。

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